昨今の印刷物の主流はオフセット印刷だが、1840年に登場の世界最初の郵便切手をはじめ、かつては郵便切手の多くが凹版印刷で製造されていた。現在、銅版画の技法でもある凹版印刷による切手の発行は少数。しかし、美しく魅力的な芸術作品といえる凹版切手が数多く存在している。今展は、凹版印刷の切手が主流ではなくなった1960年以降の切手を中心に、世界各国を代表する美しい凹版印刷切手を紹介。