イヤなニオイを除去する方法、お教えします
うちのバスタオルはにおわない

2018.09.20

お風呂上がり、いい気持ちでバスタオルに顔をうずめたら…あれ? におってる? なんていう経験はありませんか。 今回はそんなバスタオルのニオイの原因とそれを解決するお洗濯方法についてライオンのお洗濯マイスター山縣義文さんに伺いました。

-はじめに-
毎日洗っても「汚れ」と
「菌」がニオイを発生させる

キレイに洗ってもにおってしまうことがある。その原因はずばり「汚れ」と「菌」です。お洗濯時に落とし切れなかったわずかな「汚れ」が化学的に変化したり「菌」による作用を受けることで、あのようなニオイが発生しているのです。

からだに残った汚れがバスタオルにつく

洗ったばかりのからだをふいたバスタオルには、わずかに残っている汚れやお風呂上がりにかいた汗がついてしまいます。さらにバスタオルは端よりまん中を使うことが多いため、中央に汚れがつきやすくなります。

そこで汗や皮脂汚れなどに反応する特殊な試薬を使って、2日間使ったバスタオルの汚れを可視化する実験を行いました。その結果がこの写真です。見た目はキレイでも、実は中央部分に汚れが集中していることがわかります。

イヤなニオイを防ぐ方法をご紹介!

ニオイを感じたら「つけおき」洗い

洗いたてなのにニオイがすると感じたら、残っている汚れと菌を徹底的に除去する「つけおき」洗いがおすすめです。つけおくために洗濯おけなどを利用しますが、適当なものがない場合は洗濯機の洗濯槽をそのまま利用しましょう。

  1. 濃いめの洗剤液を作る 洗剤液=バスタオルが浸る程度のぬるま湯(40℃)+抗菌効果や除菌効果のある洗剤(通常のお洗濯1回分の量) 。
  2. 「1」に液体酸素系漂白剤を加え、
    バスタオル全体をしっかり浸す
    手荒れを防ぐためゴム手袋の使用がおすすめ。
  3. 30分~2時間程度つけおきする
  4. バスタオルを洗剤液ごと洗濯槽に入れ、
    他の洗濯物を加えて洗う
    消臭成分の入った柔軟剤を使うと、さらに効果的。

毎日のお洗濯と干し方のコツ

つけおき洗いでニオイと汚れや菌を取ったら、日々のお手入れでも「防臭・抗菌」対策を。ポイントはお洗濯時にバスタオルの中央部分の汚れをしっかり落とすことと、衣類の菌の増殖を防ぐこと。干し方にもコツがあります。

  1. 抗菌効果の高い洗剤を使う 液体の酸素系漂白剤、防臭・消臭タイプの柔軟剤を併用すると、さらにニオイを防ぐ効果が期待できる。
  2. 洗濯機容量の7〜8割程度に 洗濯物を詰め込むと洗濯機の攪拌効率が悪くなり、洗浄力も低下。適度な量を守ることで洗浄力もキープできる。
  3. なるべく早く取り出して干す お洗濯終了後に放置しておくと菌が増殖するため、早く取り出すのがポイント。
  4. 洗濯機の一番下に「広げて」入れる 縦型の洗濯機ではパルセーター(回転板)に近い底のほうが機械力が高く、洗浄力も増す。そのため中央部分に汚れが残りやすいバスタオルは、広げて一番下に入れると汚れが落ちやすい。
  1. 蛇腹干し 干す場所が低い場合や、空間に余裕がない場合におすすめの干し方。角ハンガーなどを使い、バスタオルを蛇腹状に干すことで湿気を逃がす風の通り道ができ、早く乾く。
  2. ずらし干し 竿やパイプハンガーを高い位置に置ける場合や、干す場所に余裕がある場合はこちらで。湿った部分が重ならないよう、できるだけ裾をずらして干すことで乾燥を早める。

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ライオン お洗濯マイスター山縣 義文さん

家庭向けおよび業務用洗浄剤の研究・開発に約30年携わってきました。日々のお洗濯を楽しく、快適に行っていただけるよう、技術に基づいたノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。

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くらしに役立つ生活情報を提供する「ライオン快適生活研究所」が中心となり、みなさんとともに、くらしとココロを彩るようなIdea(=知恵や情報)を共有していく生活情報メディアです。

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