お気に入りこそ、いつもキレイに使いたい!
布製バッグのお手入れ方

2018.09.20

トートバッグから小さな巾着袋まで布製バッグが秋のお出かけに大活躍。気をつけてはいても、使えば汚れるのは避けられない…そこで、お気に入りバッグを長くキレイに使うための正しいお手入れ方法を、ライオンのお洗濯マイスター・山縣義文さんに伺いました。

-はじめに-
洗える・洗えないをハッキリ知ろう!

洗える!

新・洗濯表示に「洗濯おけ」や「手洗い」の記号がついている場合は、家庭で洗えます。従来の絵表示に「洗濯機」マークや「手洗い」マークがついている場合は、家庭で洗えます。

[新洗濯表示]

[従来の絵表示]

洗えない!

新・洗濯表示や従来の絵表示に「洗濯おけに×」がついている場合は、家庭で洗えません。

[新洗濯表示]

[従来の絵表示]

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「タグ」や、洗濯表示の
裏などに記された
「注意書き」も
確認しておきましょう。

洗えないバッグのお手入れ方法

  1. バッグの内側のゴミを取り除く バッグの中には、意外に小さなホコリやゴミが残っているものです。バッグの中身を出して、内側にたまっているゴミをキレイに取り除いてください。
  2. 濡れタオルを用意する 水で濡らし、かたく絞ったハンドタオルで目立たない部分をたたき、色落ちしないか確認します。
    ※お湯だと色落ちする場合があるので、水を使うのがポイント。
  3. 汚れた部分をたたく タオルで汚れた部分をたたき、汚れをタオルにうつします。その後、乾いたタオルでたたき、水分を吸い取りましょう。
  4. 陰干しをする 形を整え、風通しのよいところで陰干ししましょう。
    ※シミ汚れがついた時は、市販の「シミ取り剤」を活用。

洗えるバッグのお洗たく方法

  1. 汚れた部分には「前処理」を! 洗剤は、型くずれ・色あせ防止効果のある「おしゃれ着用洗剤(アクロン)」がおすすめです。「アクロン」には、水道水中の塩素による色あせを防ぐ効果があります。目立つ汚れがあれば、「アクロン」の原液を直接つけ、洗剤のキャップの底で軽くたたきましょう。
  2. 洗剤液をつくる 「アクロン」を洗濯おけに溶かして、洗剤液を作ります(水4Lに10ml程度)。
    お湯で洗うと色落ちする場合がありますので、水で洗いましょう。
  3. 押し洗いする 洗う時は、やさしく「押し洗い」しましょう。
    ※色落ちを防ぐため、短時間で洗い上げましょう。
  4. 軽く水分をとる バッグを軽く丸め、手のひらで軽く押して、洗剤分を取ります。
  5. すすぐ きれいな水に取りかえて、洗うときと同様の動作で、すすぎを2回行います。
  6. タオルドライで脱水 手のひらで押し絞ったバッグをタオルで包み、上から軽く押してタオルに水分をうつし取ります。
    ※型くずれの原因になる洗濯機の脱水はNG。
  7. 形を整えて陰干し 縦横にひっぱり形を整えながら、しわを伸ばします。風通しの良いところで、陰干ししましょう。
illust
雨に濡れた時は、濡れた部分を
乾いたタオルでたたくようにして、
分を吸い取り、風通しのよいところで
陰干ししましょう。

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ライオン お洗濯マイスター山縣 義文さん

家庭向けおよび業務用洗浄剤の研究・開発に約30年携わってきました。日々のお洗濯を楽しく、快適に行っていただけるよう、技術に基づいたノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。

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Lidea

くらしに役立つ生活情報を提供する「ライオン快適生活研究所」が中心となり、みなさんとともに、くらしとココロを彩るようなIdea(=知恵や情報)を共有していく生活情報メディアです。

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