コツをつかんで汚れすっきり
カーテンを洗ってお部屋を明るく!
2018.12.20
カーテンはお部屋の印象を大きく左右します。カーテンがきれいだとお部屋は明るく、汚れていると、特にレースカーテンの場合は実際に光を取り込みにくく、暗い印象に。そこで今回は洗濯機洗いができるカーテンの洗濯方法をご紹介。適切に洗えば、さらに仕上がりに差が出ます。
10年洗濯していない汚れたレースカーテン(右)と洗濯後のカーテン(左)をガラス窓の前に下げて比較。カーテンが汚れていると窓からの光を取り込みにくく、部屋自体が暗くなることがわかります。
-はじめに-
カーテンを洗う準備をしましょう
「洗濯表示」をチェック
下の洗濯表示の場合は家庭で洗えます。「洗濯おけに×」がついていたら洗えません。
洗剤を選ぶ
タグの注意書きを確認して適切な洗剤を選びます。デリケートな素材には、「おしゃれ着用洗剤(アクロン)」を使用しましょう。
- 左の記号(漂白処理ができない)がついている場合、漂白剤は使用できません。
洗濯機での洗い方
- ジャバラ状にたたむ カーテンから金具を外してホコリをはたき落とし、汚れが気になる部分を表にしてジャバラ状に折りたたみます。
- 汚れには「前処理」を カーテン上部のギャザーや裾がホコリなどで汚れていたら、洗う前に、気になる汚れに洗剤の原液をつけ、キャップの底でたたいてしみ込ませておきます。
- 洗濯ネットに入れる 洗濯表示のタグに「洗濯ネット使用」と書いてある場合やレースのカーテン、デリケートな素材のカーテンは、洗濯ネットに入れて洗いましょう。
- 洗濯機に入れる 洗濯機はかくはん羽根(パルセーター)付近が最も機械力が強く、汚れが落ちやすいので、縦型洗濯機の場合はイラストのように、汚れている面を洗濯機の底側に向けて入れましょう。
-
コースを選択する
洗濯機の取扱説明書に従ってカーテン洗いに最適なコースを選んでスイッチオン。洗剤を洗剤投入口にセットしてフタを閉めます。汚れがひどいときは「液体酸素系漂白剤」を適量入れて。また洗濯中、洗濯液が真っ黒になるようであれば二度洗いがおすすめ。
※「洗濯キャップ」が必要な場合もあります。
干し方のポイント
- 縫い目を伸ばす 洗濯じわや型くずれを防ぐため、脱水後はすぐに取り出して、手で縫い目を伸ばします。
- カーテンレールまたは洗濯竿に干す 薄手のカーテンは、カーテンレールに干すと、カーテン自体の重さで全体のしわが伸びてきれいに仕上がります。ただし重い厚手のカーテンは、カーテンレールに負担がかかるので、洗濯竿に干すことをおすすめします。
Lideaからのおすすめ!
縮み・色あせ・しわ・
型くずれを防ぐ
衣類の鮮やかな色や淡い色合いを守り、シルエットをキープしながらやさしく洗います。また泡切れがよいため洗濯機の弱水流コースを利用すれば、すすぎは1回でOKです。
SUPERVISION
ライオン お洗濯マイスター大貫 和泉さん
洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わってきました。2児の母親としての経験と研究活動を融合し、主婦・母親・女性目線で日々のお洗濯に役立つ情報をお伝えしています。
Lidea
くらしに役立つ生活情報を提供する「ライオン快適生活研究所」が中心となり、みなさんとともに、くらしとココロを彩るようなIdea(=知恵や情報)を共有していく生活情報メディアです。