鮮度と味をキープして
野菜をおいしく保存する

2021.01.21

冷蔵庫に入れた野菜がシナシナになって使いきれずムダにしてしまった…そんな経験はありませんか?そこで野菜の鮮度を保ち、おいしいまま食べられる保存方法をご紹介します。

それぞれの野菜に適した保存方法で、
おいしく食べきる!

長持ちさせるには、コツがある

たとえばほうれん草は、根元に水分を補って保存するのが最大のコツ。あるいはじゃがいもや玉ねぎは、夏以外は常温保存でも大丈夫…など野菜によって、鮮度を保って長持ちさせる保存方法は異なります。それぞれにふさわしい方法を知って、野菜を最後までおいしくムダなく食べきりましょう。

ジッパー付き
保存バッグに入れましょう
冷蔵・冷凍ともに「ジッパー付き保存バッグ」に入れることで、乾燥や酸化を防げます。

<基本編>冷蔵・冷凍する前に!
知っておきたい
「野菜の保存」のポイント

育った状態と
同じように保存

畑で育ったのと同じ状態で保存するのが長もちさせるコツ。たとえば葉物野菜やアスパラガスのように上に伸びる野菜は「立てて」保存が正解。

適した温度で
保存する

何でも冷蔵庫の野菜室がベストではありません。それぞれの野菜に適した温度で保存しましょう。

冷凍は「生のまま」
または「下処理して」

生のまま冷凍できる野菜は、食べやすい大きさに切って。そのままでは冷凍に向かない野菜は、塩もみ、ゆでるなど下処理をして冷凍します。

「天日干し」でも
おいしさ長持ち

野菜は「天日干し」して水分を蒸発させると旨味・甘みが凝縮され、保存期間も長くなります。

<実践編>免疫力アップにおすすめの冬野菜
ごぼうを冷凍保存してみよう

下準備
泥つきの方が香りが良く乾燥しにくいので常温で鮮度を保てます。泥はたわしやスポンジのかたい面で洗い落とします。

方法1「生のまま切って」

皮を洗って使いやすく斜め切りにし、水にさらしてアクを抜き、水気を拭いてジッパー付き保存バッグに入れて冷凍庫へ。

  • 保存期間の目安…冷凍で1ヵ月
  • おすすめの利用法…凍ったまま煮物や汁物に

方法2「加熱して」

皮を洗ってささがきや細切り、薄切りに。水にさらしてアクを抜き、さっとゆでたら水気を切りジッパー付き保存バッグに。

  • 保存期間の目安…冷凍で1ヵ月
  • おすすめの利用法…凍ったままきんぴらごぼうや、煮物、汁物、炊き込みごはんに
常温保存する場合

長すぎたら切り分け、紙袋に入れるか新聞紙に包んで日の当たらない涼しい場所で。

  • 保存期間の目安…涼しい場所で2ヵ月
冷蔵保存する場合

洗って水気を拭き、ジッパー付き保存バッグに入れて野菜室で。

  • 保存期間の目安…冷蔵で1週間
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SUPERVISION

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ライオン リビングケアマイスター杉本 美穂さん

家事関連の製品企画、マーケティングを約20年、生活者向け講習会などを約10年経験してきました。毎日大変な料理や食事の後片付けなどを手早くラクにできるように、わかりやすくお伝えしていきます。

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