白く静かな雪景色。幻想的な夜の空。
子どもも大人も夢中にしてきた物語は、
時代を超えて今も光を放ちつづける。

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  銀河鉄道の夜絵本 宮沢 賢治 著 ／ 清川 あさみ 絵 ／ リトル・モア

  長く読みつがれてきた宮沢賢治の代表作を、気鋭のアーティスト清川あさみが絵本化。キラキラ輝くクリスタルやビーズ、布や刺繍を使ったビジュアルで、幻想的な宇宙を描き出す。物語のイメージが広がる1枚1枚の絵に魅了されつつ、賢治が言葉で紡いだ銀河の旅が、かくも美しい光に彩られて目の前に現れたことにも感動する。

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  ムーミン谷の冬小説 トーベ・ヤンソン 著 ／ 山室 静 訳 ／ 講談社

  みんなが冬眠している時に目が覚めてしまったムーミンは、初めて外の雪の世界へ。暗く不気味な冬に最初は不満だらけだったムーミンが､次第に外で出会った人たちのお世話をし、ストックしていた大切なジャムもわけてあげて…ムーミンの冒険と成長をほのぼのとした文章で描いた、心あたたまるフィンランド生まれのおとぎ話。