カンタン・おしゃれ!ハーブを使った
除湿・殺菌アイテムの作り方

2020.10.22

ジャスミンやミントなどの香り高いハーブティーや、肉料理に活躍するローズマリー、オレガノ、バジルなど。私たちの暮らしを、ハーブは豊かに彩ってくれます。もちろん食用だけでなく、薬用、 芳香などの効果によって人々の暮らしに深く根付き、古代文明の時代から現代まで、ずっと愛され続けてきました。
今回はそのハーブを使って、除湿・消臭剤とシューキーパーの作り方をご紹介します。カラダにやさしい自然の効果はもとより、見た目の可愛さもポイントです。
素材となるハーブの多くが多年草で比較的簡単なため初心者でも育てやすく、キッチンやベランダでも栽培が可能。気軽にハーブを育ててみてはいかがでしょうか。また購入することもできるので、ハーブを育てる・買ってくるをぜひ参考にしてください。

湿気のある場所をすっきり!ローズマリーと重曹の除湿・消臭剤

ドライにしたローズマリーと重曹を瓶に詰めるだけ。湿度が高いシューズクローゼットや洗面・シンク下におすすめの除湿・消臭剤です。

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スキッとした強い香りが特長。肉料理の臭み消しや虫除けに、また集中力・記憶力を高め、美肌にもよいとされる。
〈効能:血行促進、抗菌、美肌〉

How to Make

材料

  • ローズマリー
  • 重曹
  • 小さめの瓶
  • ヒモ
  1. ローズマリーを2、3日吊り下げる、もしくはざるの上など風通しのよいところに置いてドライにする。ドライになると葉がポロポロ落ちやすくなります。
  2. 瓶に重曹を詰め、その上にドライハーブを乗せる。割合は重曹多めで4:1位。お好みでローズマリーの精油を2〜3滴垂らして入れると効果がアップします。
  3. 布でフタをしてヒモでしばる。
    ※重曹が固まってきたら中身を取り替えましょう。

心地よい眠りへと誘う

ハーブの中でも殺菌力の高いタイムを、靴の中に。使わなくなったくつ下にハーブを詰めて紐で結ぶと、靴にぴったりの形になります。タイムを入れたお湯で足浴もおすすめ!

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爽やかな芳香で魚料理の香りづけなど料理に使われ、またアロマやハーブティーにも。殺菌消臭、リラックス効果もあり。
〈効能:防腐、抗菌〉

How to Make

材料

  • タイム(布袋いっぱいに詰められる量)
  • 布、布袋、あるいはくつ下
  • ヒモやリボン、飾りゴム
  1. タイムを2、3日吊り下げたり、ざるの上など風通しのよいところに置いてドライにする。
  2. 布袋やくつ下に入れて、ヒモや飾りゴムで縛る。

INTERVIEWEE

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ハーブスタイリスト山本 真衣さん

20代のときにパニック障害になったのをきっかけにハーブに出会う。そこから独学でハーブや精油について学び、主婦ならではの視点で、暮らしに取り入れやすい活用法を日々研究している。現在、雑誌やweb上でハーブ料理のレシピを提供したり、ワークショップやSNSで「ハーブのある暮らし」を提案している。
Have a Herb!:https://www.haveaherb.com/
Instagram:https://www.instagram.com/haveaherb/

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