西の魔女が死んだ大好きなおばあちゃんに
会いたくなります

2018.09.20

じんわりと胸に響く、
緑の世界と“魔女”の名言

梨木香歩のロングセラー小説を映像化。本編の大半を占めるのは、不登校の中学生・まい(高橋真悠)と、田舎で暮らす英国人の祖母(サチ・パーカー)とのひと夏の共同生活。「うちは魔女の家系なのよ」。ある日、祖母がそう明かしたことから、まいの魔女修行がスタート。その内容は、早寝早起きをはじめとする規則正しい生活。鶏小屋に産みたての卵を取りに行き、草花を浮かべたハーブティーを楽しみ、ワイルドストロベリーでジャムをつくる...。

緑豊かな清里高原を舞台に描かれる日々は、都会で暮らす私たちには羨ましく、いずれ終わってしまうきらきらとした2人の時間は、まるでジャムのように甘酸っぱい。劇中で語られる数々の“おばあちゃん”の名言は、「誰にでも居場所があるのよ」と、私たちの背中を優しく押してくれます。心温まるラストでは、涙腺決壊も間違いナシ。「明日からまた頑張ろう」。そんな気分になれる、いまの季節にぴったりの名作です。

INFORMATION

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西の魔女が死んだ

DVD&Blu-ray発売中
DVD:4,700円(税抜)
BDスペシャルエディション:3,800円(税抜)
発売:アスミック・エース
販売:(DVD)KADOKAWA/(Blu-ray)TCエンタテインメント
©2008「西の魔女が死んだ」製作委員会

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