紫外線にも汗にも負けない!
夏のスキンケア
2019.05.23
日常生活でも強い日差しを受け、さらにバカンスで海や山へ。そんな夏を楽しみつつ、気をつけたいのは太陽光に含まれる紫外線です。紫外線は殺菌効果やビタミンDを生成する効果を持っている反面、デメリットも多くあります。紫外線ケアをしないことでシミ、ソバカス、シワができやすくなって肌の老化を引き起こすほか、皮膚ガンの誘発にもつながります。また日焼けというと外のイメージがありますが、家の中でも昼間の窓辺は要注意。窓を通過した光が、じわじわと肌を老化させます。健やかな肌を保つためには男女を問わず日頃からのケアが大切。ぜひスキンケアをしてください。
THEME #1
おでかけの時
おすすめのUV小物
帽子の場合、紫外線対策に効果的なのは、つばが7cm以上あるタイプのものがおすすめです。また、帽子・手袋ともに色は白より黒のほうが紫外線を通しにくいと言われています。色が濃ければ濃いほど紫外線防止効果があるので、黒、紺、ダークブラウンといった色がおすすめ。
ベースメイクで注意!
効果を高くしようとして日焼け止めと化粧下地を重ねる方がいますが、SPF30の日焼け止めとSPF30の化粧下地を重ねても、SPFは30のままなので効果は変わりません。ムラの原因を避けるためにもサンケア対策はUVカット効果のある下地だけでOK。化粧下地のムラはサンケア効果を妨げるのでご注意ください。
朝のお手入れに収れん化粧水を
汗によるメイク崩れを防ぐために、収れん化粧水※を朝のお手入れにプラスしましょう。収れん化粧水は毛穴を引きしめ、皮膚の温度を下げる効果があるので、夏の顔汗対策にはマストです。
※皮脂の分泌をコントロールし、毛穴や肌を引きしめる成分が入った化粧水。成分は商品により違いがありますので、お求めの際はパッケージを見るか美容部員さんにお尋ねください。
- point!
- コットンに500円硬貨大の量を取り、100回を目安にパッティングしましょう。
帰宅したら必ずグラス1杯の水
出先で汗をかくと、帰宅したときには、体内も乾燥しているので、必ずグラス1杯の水を飲みましょう。無糖の炭酸水も血行促進の効果があっておすすめ。
- すばやくビタミンC補給!
アロマバスで殺菌・制汗対策
湯船に、殺菌・制汗作用のあるエッセンシャルオイルを数滴落として入ると、気になる汗のニオイが予防でき、自然に汗を抑える効果があります。
- おすすめエッセンシャルオイル!
THEME #2
室内の工夫
窓辺の工夫
部屋のなかでもUVカット効果のあるローション、クリームを使いましょう。紫外線遮光率の高いレースカーテンや紫外線カットフィルムを使えばいっそう効果がアップ。部屋も暗くなりません。
肌を守る
UVカット効果のあるカーディガンを羽織れば、冷房対策にもなります。また乾燥を防ぐために、肌にもこまめに水分補給をしましょう。手軽に使えるミストタイプのローションをいつも手元に置いておくと安心です。
THEME #3
食生活のポイント
夕方以降のスムージーは
ビタミン補給に最適
材料に柑橘系の果物や、セロリ、パセリ、大葉、アシタバ、きゅうりといった食材が入ったスムージーは、夕方以降にとれば、ビタミン補給もできて肌にいい効果が。
- 朝スムージーはNG!
- 上記の食材はソラレンという成分が入っていて、夕方前にとると紫外線を吸収しやすくなり、シミやソバカスの原因に!
リコピン豊富なトマトで
日焼け止め効果抜群!
トマトには、紫外線ダメージを和らげると言われている「リコピン」が豊富に含まれています。日焼けが気になる季節にはぜひ常食したい野菜です。
INTERVIEWEE
ユウコさん
ウエルネス&ビューティーライター / ローフード・マイスター / アロマコーディネーター
生活の質、人生の質を上げる記事を各媒体にて執筆中。自著に「韓国美女の美容道52」「ハッピーラッキー美人の秘密2」「快体新書」などがある。個々の美容、メンタルの悩みに対応する「オーダーメイド・ビューティープラン作成サービス」「対面セッション」も好評。